ゴン太逝く

2023年6月30日(金)雨

ラッコ邸新築の明くる年からずっといっしょだったゴン太、ダックスフンドオス推定15歳が今日14時45分息を引き取った。

この12日ごろから息がしづらそうになってゼイゼイ言っていた。

ずっと愛さんが付き添って寝てたけど数日前から特にひどくなったようで、今日おっさんが病院の予約をとりに行ってる間に愛さんから息を引き取ったとの連絡が入った。

ここ1年ほど体力の低下が目に見えて、それまで追いかけっこしても元気に走り回っていたのが、すぐにギブアップするようになったり、オシッコを漏らすようになったり。

愛さんともお迎えが近いかもって話したりしてたところだった。

病院へ予約に行く時、息が荒い状況をビデオ撮影して持って行ったのが最期の映像となってしまった。

古いブログはシステムが古くて再生ができないが、テキストデータを繋ぎ合わせてゴン太がラッコ邸に来た時のブログを再現してみた。

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2010年1月20日(水)曇り

茶色のダックスを拾ったという人から連絡があった。

犬は2週間ほど前に香川医大の近くで拾ったとのこと、もう8ヶ月も経ったのでカリンではないだろう、と思いつつ少しの期待を持って確認に行ったがやはりカリンではなかった。

拾ったのは医大の学生さんで、今は犬を飼える状況ではなく困ってる様子。

愛さんに電話して一旦ラッコ邸で預ることにした。

ちょっと大きいのかな、て思って連れ帰ったが、ライカよりまだ大きいように感じる。

最初はクシュンとしていて大人しいのかなって思っていたら、ライカを追い回したりその辺にあるものを噛んだり、実はねこかぶりな犬だった。

人には慣れてる様子だけどシツケはあまりできていなくやたらオシッコを漏らしたり。

しぐさには可愛いところがあるが、ライカに比べると顔が大きくておっさん顔、カリンを想像していた愛さん、カリンとは呼べないなぁ、ゴン太かなぁとのこと。

取り合えず今夜はゲージの中で寝てもらうことにした。

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この日から新築のラッコ邸を独り占めしていたライちゃんはゴン太に虐げられることになる。

元々ゴン太は捨てられた犬、元をたどれば、娘から預かったダックスフンドのライカとカリンが居て、カリンが雨の日外へ出て戻ってこなくなり、ポスターを張り出したりして捜索、諦めていたところ病院に貼ってたポスターを見た香川医大の学生さんからお宅の犬ではないですか?って連絡があったのがキッカケ。

娘から犬を預からなければ、カリンが家出しなければゴン太との巡り会いもなかった。

新築の家のアチコチにしょんべんしたり、ライちゃんをいじめたり、人が来たら足元に引っ付き回って手こずらせたりでその度怒ったり、数年間はおっさんが毎朝散歩、アチコチの犬を鳴かせたり、思い出は絶えない。

あっちに行ったら、先輩ライちゃんの言うことをよく聞いて仲良くするんだよ!じゃあな、また会おうな!