地域包括支援センター

2023年9月22日(金)曇り

京都2日目の朝、

姉の食事は病院から渡された食事メニューによって食べ物が細かく制限されていて、消化器官に負担がかからない物しか食べられない。

姉からエアコンのホコリが溜まってるので掃除を依頼される。

ホコリは自動で取れるようになってるが、ずっと設定を切ってたらしい。

説明書のメンテナンス事項を読みながら部品を外して掃除機でホコリ除去。

しっかり汚れたフィルターは水洗い。

乾いたところで組み立て快適な空気が流れるようになった。

大きな病院では細かい福祉サービスの案内をやってくれないらしい。で退院の時に相談していた地域包括支援センターの専門員の方が自宅まで説明に来てくれた。

福祉や介護について困ってることがあればどこに頼めばいいか、どんなことをやってくれるか、具体的な相談に乗ってくれる方。

今回姉が困ってたのは、入退院の時に付き添ってくれる人が居ないことだった。また一人暮らしなので急な介護や今後の通院についての不安もできるだけ解消しておきたい。

専門員さんはじっくり希望を聞いてくれて業者さんを紹介してくれた。

姉が気に入ったのは有料ボランティアのキャンナス、簡単に言うと看護師資格を持った方が介護や付き添い、相談に乗ってくれる地域に根付いた組織らしい。

とりあえず地域のキャンナスに登録しておけば困った時にお願いできるのでさっそくお願いした。

電話口で一緒に聞いてたが、とってもやさしく説明してくれて姉も少し安心することができた。

地域包括支援センターの方もキャンナスの方もやさしく、そんな組織が地域にあったのは驚きだった。

お昼を食べて近くを歩いてみた。

周辺は住宅街、小さな市民農園もあった。

どこに行くあてもなかったが不思議に姉から聞いてた神社へ足が向かってた。

近くには高校があるようで下校中のJKたちともたくさんすれ違った。

その先にあった水度神社、

参道を進むととってもキレイに手入れされた社殿があった。

その奥にも朱色に塗られた本宮らしき建物。

隙間から覗いてみた。

今月末にお祭りがあるとの案内が書かれていた。

姉の無事回復を祈って奥の展望台に続く山道へ、

途中一人に会っただけで静かな山道。

展望台からは京都市まで見渡せる。

その先に姉の住むマンションも目立って見える。

自然多き京都山々に囲まれ広々とした平野が住みやすさを物語ってた。

山を降りると散歩道が続く。

姉から頼まれた買い物をして帰る。

とりあえずおっさんはシャワーを浴びてタコ焼きにビール。

ノンちゃんもなんとかおっさんに懐いてくれた。

姉と一緒の夕食。

介護に来て介護されるおっさん。

居てくれるだけで安心と言ってくれる姉、今日は地域包括支援センターの方など、一人暮らしでもいろいろ相談できるところが分かってよかった。